[先輩社員紹介] はたらく現場

GSE(地上支援機材)開発

中央図研へ入社したきっかけ、動機

もともと理系志望だったものの、大学時代は英語を学びたい気持ちが勝り、専攻は外国語でした。とは言え私は昔から自動車に興味があり、就職時には設計や解析といったものづくりの分野で仕事をしてみたいと考えるようになりました。

そんな中、中央図研は技術職にも文系出身者を採用していることを知り、本格的に挑戦しようと意欲が湧いたんです。会社説明会の職場見学では実際にCATIAモデルや解析モデルを見ることができ、業務のイメージが湧いたことも決め手のひとつです。

また、内定後は材料力学、流体・熱力学、機械製図などの通信教育に始まり、入社後は先輩の手厚いOJTによって自ずと業務を体得できました。まだまだ勉強不足ですが、社としてのバックアップは万全です。

現在の仕事内容

2012年1月から大手航空機製造メーカーにて、新規開発機の地上支援機材(GSE:Ground Support Equipment)の設計・開発に携わっています。GSEとは、航空機の整備に使用するツールの意。ドアや翼のフラップ、そして主脚など大型部品の交換・搭載時に使用する、航空機の整備には必要不可欠なツールです。

具体的な仕事の流れは、CATIAを使用してレイアウトを考え、大まかな構想をベンダーと打合せのうえ、詳細設計および試作品の製作を発注します。さらに、完成した構想図や試作図をもとに再度打合せを行い、試作品の確認および作業性の検証、改修を実施します。ベンダーへの設計依頼には基盤となる構想が重要であるため、設計スキルは必要不可欠です。

Toshihiroのとある一日

平日   休日
起床 5:30 起床
朝食 6:00 出発
出発 6:30
7:30 ゲレンデ着
出社 8:00 スノーボード
チーム内ミーティング 8:30
GSEレイアウト検討 9:00
昼食 12:00 昼食
他工場へ移動 13:00 スノーボード
他部署との打合せ 14:00
帰社 15:00
GSE試作品発注作業 16:00
17:00 温泉・夕食
退社 19:00
帰宅 20:30
夕食 21:00 帰宅
テレビ、晩酌など
就寝 23:00 就寝

仕事のやりがい、魅力、達成感など

自動車部品や航空機のGSEなど、やはり自らが開発に携わったものが形になったときが、仕事に対して最もやりがいを感じます。また、開発した製品・試作品の試験を実施し、実際に機能していることが証明できたときは、達成感でいっぱいになりますね。

仕事における将来のビジョン、夢や希望など

これまで大型バスや乗用車の内装設計など、約6年間自動車設計の分野でキャリアを積んできましたが、現在の部署はまだ異動して日も浅く目下勉強中。

今後は設計のスキルをあげて設計現場に欠かせない存在を目指すとともに、新たに解析スキルも身に付けることが、当面の目標です。現在はナストラン解析の学習として、FEMAPの操作方法を習得すべく奮闘中です。

また、ゆくゆくは地上支援機材の一部を海外メーカーにて生産する可能性もあり、海外とのやり取りにおいて「語学力」と「設計スキル」の両面が活かせる機会も出てくるものと思われます。学生時代に学んだ語学力と、当社で学んだ設計の両面でスキルを活かすことができれば最高です。

ズバリ、あなたにとって仕事を「ひとこと」で表すと

“休日のための準備期間”

休日を有意義に充実して過ごせるよう、仕事に一生懸命取り組む。仕事に全力投球することで、週末の喜びが増すと考えています。

未来の新入社員の方にメッセージ

仕事をするときは本気で仕事に取り組み、遊ぶときは本気で遊ぶ。オンとオフのメリハリを大事にして欲しいと思います。